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2015年12月23日 (水)

さすらいの太陽

本日(H27.12.23)はスカパー歌謡チャンネルが無料放送のようでいろんな番組が無料視聴できますが、その中に本邦初の歌謡アニメとして知られる

「さすらいの太陽」(1971年虫プロダクション)

を数話見ることができます。

私も今回初めて見ることとなりましたが、物語は、とある病院で同じ日に生まれた良家の娘と貧しい家の娘が看護婦の恨みにより取り違えられ…というプロローグで始まり、時がたち、細々と屋台のおでん屋を営む親を流しの歌で支える主人公の歌が認められ芸能界デビューするも、イジメ、恋、ライバルとの因縁、そして出生スキャンダルが遂に明かされることに…
…という大映テレビ的驚愕の人間絵巻であることは容易に想像できます。

「さすらいの太陽」は藤圭子さんにインスパイアされたアニメとして知られており、第1話にテレビで夢はよるひらくを歌う圭子さんが登場していました。

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圭子さんのデビューは1969年の9月、
「夢は夜ひらく」「命預けます」が翌年1971年の4~7月、
このアニメの原作となった漫画が「週刊少女コミック」に連載スタートしたのが1970年8月、

そしてこの年の暮れ、数々の歌謡賞を受賞し、紅白歌合戦にも出場し、まさに1970年の歌謡界は藤圭子一色であったといっても過言ではなく、このアニメもその世相を反映し企画制作されたと想像されますが、アニメ1本をほんの数か月で企画し放映してしまう時代のスピード感、そして藤圭子さんへの時代の熱狂というものを、このアニメからも感じることができると思います。

ちなみにこのアニメのエンディングテーマ
「心のうた」をうたうのは
当時若干15歳であった堀江美都子さん

何万何千曲と歌ってきた堀江さん自身ですがこの一曲は、その中でも特別とても大事にしている曲のひとつであるそうです。


名曲のひとつです

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